こだわりの三州三河みりん

女性がテイスティングする様子

三州三河みりん
「らしさ」を育むもの
三州三河みりん「らしさ」を育むもの

三州三河みりんの特徴は、まろやかで、上品な甘さ。砂糖を要しないほどしっかりとした甘さはあるものの、ベタつくような甘みが舌に残ることはありません。この味わいこそ、原料へのこだわりと、伝統的な製法によって作り出される三州三河みりん「らしさ」でもあります。

一、原材料へのこだわり
角谷文治郎商店で使用するお米は全て国産。長くお付き合いのある生産者さんが丹精込めて育てたもち米を使い、全量自社で精米しています。麹と焼酎もみりん仕込みに最適な状態を保てるよう自社で製造しています。

二、伝統的な醸造製法
自社で揃えたもち米、米麹、米焼酎を仕込んで「もろみ」にします。醸造に約3ヶ月、さらに熟成には約2年。甘みと旨味を育むのは、微生物のはたらきによる醸造のメカニズムです。目には見えない小さな微生物が、ここ三河の気候風土の中で原材料を醸し、もち米のもつおいしさを余すことなく引き出してくれるのです。

私たち角谷文治郎商店では加温などの処理を行うことなく、じっくりと時間を掛けて、伝統的な三河みりんの味を守り続けています。